↑クリックでAmazonプライムビデオへ↑
公開日 2015年05月30日
上映時間 113分
ジャンル ドラマ
監督 河瀬直美
出演者 樹木希林
永瀬正敏
内田伽羅
<愚かなこと>
こんなことってありますか。
とても悲しい気持ちになりました。
<それが何であれ>2020.6.5
予告にも出てくるフレーズ、
「その人 らい じゃないか」
これに似た言葉が現在も世の中を飛び交っています。
2020年の5月に初めて観たのですがね、
5年前に公開された映画と同じようなことがいま起きている。
いま起きているのではなく、今も続いていると言った方が正確でしょうか。
その事実に不快感を覚えました。
病が何であれ、それ以外の本質は何も変わってないんだと実感します。
差別や偏見が身近で頻発している今だからこそ、この映画を観て学ぶべきなのでは。
【Amazonプライムビデオ】
感想
<不愉快>
病気で苦しんだり苦労した人がなぜ、さらに辛い思いをしなければならないのですか。
追い打ちではなく救いの手が必要でしょう。本来なら。
なぜなのでしょう。
差別や愚かな行為を繰り返す、無知で無関心な人たち。
脅威(感染症・ウイルス)の有無に関わらず、このような人たちが存在する世界の方が恐怖であり脅威だと思います。
心底嫌です。
<だからこそ>
無知で無関心なただ恐怖に怯えるだけの人は、
そもそも脅威(恐怖)が何なのかすら分かってないのでしょう。
眼で見えることでさえ疑問を持たないのに、見えないことを知ろうとするわけないでしょう、と。
だからこそ、「疑問を持ち、知ろうとする意志があり、考える力を持っている」善良な方々の影響力が必要です。
愚かな行為が起きる前に警戒できれば、徳江さんのように悲しい思いをする方が少しでも減るのではないかと思います。
~おわりに~ 2020.6.5
差別や偏見による信じられない出来事をニュースで知ったり、話を聞いたりします。
本来ならば救いの手が差し伸べられて当然である方々が、これを書いている今もなお、「それ正気で言ってるの???」と疑ってしまうような言動で侮辱されています。
そんな世の中だからこそ、店長さんのように救いの手を差し伸べられる存在が必要だし、自分もそうでありたいと。
差別や偏見で苦しみ悲しい思いをされた方に、
店長さんやワカナのような良き理解者が現れ、
生きていてよかったと思える幸せな出来事が一つでも多く訪れますように。
Horirin Movies #24