↑画像クリックでAmazonプライムビデオへ↑
公開日 2013年02月23日
上映時間 105分
ジャンル ドラマ
監督 君塚良一
出演者 西田敏行
緒形直人
勝地涼
國村隼
酒井若菜
佐藤浩市
佐野史郎
沢村一樹
志田未来
筒井道隆
柳葉敏郎
<まずは見て知る>
映画って、
フィクションでもノンフィクションだとしても、
スクリーンやテレビ画面を通して、景色や人物、物語が自分の目に入ってきます。
そこでいつも思うのは、
現実を何にも知らないしこの目で実際に見てないんだなってこと。
実際に起きた出来事がモデルとなっている作品を観たときは特に、それを心の底から痛感します。
痛感するのは映画だけではなく、
ニュースを見ている時にも。
なぜ自分の身に起きたことを誰かに話そうと思わないのか?
と質問された子がつぶやいた一言、
「被害に実際に遭ってない人に言っても、自分の気持ちなんか分からない、、」
これを聞いたときにショックを受けたことを憶えてます。
現実を見たり知ってる方からすれば、
リアルを見てない人なんて、
何を見ようと知ろうと所詮は他人事でしかないのだと。
でもね、
液晶画面でもなんでもいいから、
見ないと!知らないと!って。
そう思いますね。
そこから先はそのひと次第。
見て何を感じるのか、知ったら誰かに教えるのか、自分にできる範囲で行動に移すのか。
そこから先は本当にそのひと次第です。
【Amazonプライムビデオ】
感想
涙が止まらなくて、、
悲しい、切ない、
とにかく涙が止まらなくてどうしようもない、、
頭も痛くなってくるし、
映画を観終わった後は放心状態。
こんなに悲しい気持ちになる映画は、他に多くはありません。
<台本にはない言葉>
僕は映画を観るとき大抵の場合、
その作品のことをほとんど調べずに鑑賞します。
なので、
観終わってからその映画についてしっかり調べたり、メイキングを見たりします。
だからこの映画も観た後に、
たくさんの情報が頭に入って来たわけで、、
なんでかな、、ってね
そのとき思うわけですよ、、
2020年9月8日にこの映画を初めて鑑賞したので、
もしもその情報を先に知っていたら鑑賞しなかったかもしれない。
観た後に知ったので、
もうなんでかなって思いました。
知らなかったことを知ることができて、
もっと世の中のことを知るべきだと心の底からそう感じたのに、、、
これでは、
真実を見てない、知れてない、分かってないじゃないかと、、、
でも、
この映画で観たことは全て事実、真実だと、記憶に留めておきます。
だって本当のことだから、、
それに、
西田敏行さん本人の物語だと思い込んだら、不快な気持ちもほとんど治まる。
だって、そういう心の持ち主は世の中に必ず存在するので。
とは言っても、
この映画を思い出すたびに、心のすみでは、、、
けど、すっきりした。
西田敏行さんの物語だと思い込む必要がなくなった。
ある映像を見て確信しました。
この映画は西田敏行さんご本人の物語だと。
Horirin Movies #101